【ゼノンザード解説】第7回~新環境で評価を上げたAWAKEN収録カードを紹介~
今回はBEYOND発売からランクマ環境でよく見るようになったCODE:01AWAKEN収録のカードを紹介していきます。
キスカの登場とアオバの調整によって環境がガラッと変わりましたが、どんなカードの評価が改められたのでしょうか。
No.1 トレーサードーベル
相手にブロックを強要させる系のミニオンです。
このカードの評価が上がった理由は速攻系のデッキである赤白リヤーボの登場によるところが大きいです。
だいたいこいつが速攻系のデッキにとって辛い存在だったところをトレーサードーベルが解決してくれました。
また、アンドロイドの銃士と合わせて強制ブロックを6投できる点も評価できます。
強制ブロックはプレイヤーへのダメージを通しやすくすることができます。
なので、とにかくプレイヤーへのダメージを狙う赤との相性がよかったわけですね。
No.2 「鉄壁の作り手」リヤーボ
こちらも同じく赤白リヤーボの登場によって評価が一気に上がったミニオン。
色に関係なくプレイヤーのライフが7以上なら襲撃と貫通、再起を持つので問題なく採用できた。
ライフが7以上ないと能力を持たないが、対戦デッキによっては序盤からライフが減っていないことが多いので簡単に達成できる。
このカードを最初に速攻で入れようと思った人はヤベー奴だと思いましたね。
No.3 魔竜騎士ダストライド
移動権を1増やすという能力がシンプルなミニオン。
ペガサスのフォースを採用するデッキの増加とともに採用されるようになり、評価を上げました。
今まではアオバが無限にブロックしてきて無限に攻撃してきた関係で、移動によるメリットが見込めませんでした。
しかしアオバの弱体化+新弾BEYONDの発売で後退時効果が追加されたことによって、移動によるメリットが大きく増えその価値が上がったわけです。
そのメリットとはまず、移動によって攻撃ミニオンを増やせること。そして、後退時効果を何度も使えることです。
特に後退時効果が強力な「扉を開く者」アルカスとの相性がよく、5~7マナ時にミニオンの展開が楽になりました。
No.4 「勇気奮わす者」ウォレス
環境の高速化に合わせて評価をさらにあげたミニオン。
ランクマ環境が速くなったことによって必須級の1枚になりました。
キスカの登場によって以前よりコントロールやワンショットなどのデッキが減ったと思います。
その結果、環境に速攻デッキや中速のデッキが増え、少しでも攻撃するデッキなら必要だよね、と環境で必ずというほど見るように。
それだけではなく、種族デミゴッドとコスト6がさらに評価を上げる理由となってます。
このミニオンのように、BEYONDではデミゴッドを種族に持つミニオンがいると能力が+されるカードが増えました。
どれもBP+200とDP+1するのが特徴で、この長所を伸ばすデミゴッドがウォレス、というわけです。
さらにこういったミニオンを展開するときに「扉を開く者」アルカスが使いやすく、ついでにウォレスも出せるコスト帯というのがウォレスのいいとことろ。
No.5 「憂鬱の魔王」ベールフェゴル
今までは正直これは紫では必須なのか?と思ってました。
しかし、キスカの登場によって必須級と言わざるを得ない1枚まで評価が上がりました。
全環境ではそもそもベールフェゴルが出たときにまだ出して強いミニオンがトラッシュにいない状況が多かったと思います。
それがキスカの登場によってトラッシュから出して強いミニオンがいる状況が多くなり、ベールフェゴルが使いやすくなりました。
破壊時効果が強力な「三頭の騎士」アリュシナシオンの登場も評価を上げる一因となってます。
終わりに
こんなカードもAWAKEN環境では見なかったけど今ではよく見るようになったよ〜というカードがあったら教えてください。
今回共通して評価が上がった理由として紫単が環境に見るデッキになったことというのがわかると思います。
こうやって環境TOPが変わることで今までのカードが見直され、新たなデッキタイプが生まれていくのを見るのは面白いですよね。
5WALLSまであと1週間ということで、AIに対して強いカードとかありそうなのでまだ見ぬカードを探していきたいです。
それではまた〜ノシ